クレイドルハートの市川陽子です
先日、日本で来日公演をしていたウクライナ国立歌劇場のオーケストラ、合唱団の方達と合同のチャリティーコンサートが高崎で開催され、一緒に第九を歌ってきました
皆さんもご存じのとおり、ウクライナは今戦争中です
そんな中来日し、全国7カ所でオペラ「カルメン」と第九の公演をし、高崎で千秋楽を迎えました
1日目はオペラ鑑賞
ステージ横には字幕も出ていたので、言葉が分からなくてもわかりやすかったです
カルメンはとても有名なオペラなので、聞き覚えのある歌やメロディが何度もでてきて更に楽しめました🎶
その後は高崎芸術劇場主催の歓迎レセプションに御招待をいただき、そちらにも参加してきました
豪華なケータリングが並べられた立食パーティー
日本で活動されているウクライナの伝統楽器バンドゥーラ奏者のカテリーナさんの生演奏もありました
昨年、彼女のお母さんをウクライナから日本に呼び寄せたニュースが大きく取り上げられたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね
とても綺麗な声とハープに近い音色の楽器でした
歌劇団の皆さんと一緒に写真を取り合ったり交流ができました😊
そして次の日には一緒に第九演奏会
歌劇団50人、高崎第九合唱団110人と人数は半分でしたが、体格がいい分なのか声量がものすごくて、リハーサルの時点で圧倒されました
そして本番
第九で一番有名な部分のフレーズになると
オケの音がかき消されてしまうほどの歌声が響き渡り、歌いながら感動してしまって涙が出そうになるのを必死にこらえました
演奏が終わると、スタンディングオーベーションで拍手が鳴り止まず、中には涙されている方もたくさんいたとか
言葉が通じなくても、音楽は世界共通
一緒に楽しむことができます
第九のテーマは「世界平和」「人類皆兄弟」
平和な日本にいると、ニュースで観るウクライナの様子はどこか人ごとに感じていましたが、
今回来日された方々にとっては現実のこと
来日中も家族の住む近くで爆撃があったとも話していました
同じ地球に住む人々
国も民族も関係なく、皆んなが仲良く平和に暮らせる日が早く来ることを本当に願います